劇団四季「キャッツ」7月17日開幕 静岡公演、2013年以来
劇団四季のミュージカル「キャッツ」静岡ロングラン公演(静岡市、静岡商工会議所、市文化振興財団、劇団四季、静岡新聞社・静岡放送主催、静岡県共催)の製作発表会が5日、静岡市内で行われた。7月17日から9月23日まで、同市葵区の市民文化会館で上演する。同演目の県内公演は2013年以来となる。
難波喬司市長や大須賀紳晃静岡新聞社・静岡放送社長らが出席した。劇団四季の吉田智誉樹社長は「観劇後に、明日も頑張っていこうと思える力強さがキャッツの魅力。前回公演から、内容も楽曲の改訂などを通じて進化している」と魅力を語った。舞台に登場する猫「グリザベラ」「シラバブ」をそれぞれ演じる木村智秋さん、柴本優澄美さんも登壇し、劇中歌「メモリー」を披露した。
満月の夜、年に一度の舞踏会のために、ごみ捨て場に集まった24匹の猫の生きざまを描く。劇団四季によると、日本では1983年の初演以降、上演回数は1万1300回を越え、これまでに観客1100万人以上を集めた。
チケットの一般発売は4月14日から。問い合わせは劇団四季静岡オフィス<電0570(008)110>へ。
(教育文化部・マコーリー碧水)