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テーマ : 芸能・音楽・舞台

地域一丸、音楽の輪♪ 小学生金管バンド「積志ジュニアウィンド」本格始動

 浜松市東区積志地区の小学生金管バンド「積志ジュニアウィンド」が1日、本格始動した。今年3月末で地元小学校の金管バンド部が活動を終了したことを受け、社会人吹奏楽団「積志ウィンドアンサンブル」の団員が地域で協力し、児童の音楽演奏の場を広げようと設立した。活動拠点の積志協働センターで同日初練習を行い、児童は音出しや指使いなどの基礎練習に臨んだ。

練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター
練習に励む児童=浜松市東区の積志協働センター

 積志地区の積志小、中郡小、有玉小の4~6年生の児童13人が加入した。今夏に同協働センター主催の金管バンド講座を受け、興味を持った児童らが集った。多くが初心者で、コルネットやトロンボーン、ドラムなどの各パートに分かれ、団員の個別指導を受けながら練習に励んだ。合奏では「前を向いて、音を遠くに飛ばすように意識して」などとアドバイスを受け、音程やリズムを意識して、真剣な表情で取り組んだ。
 コルネット担当の中郡小5年の鈴木颯馬さん(10)は「(祭りの)ラッパ隊をやっているので吹くのがとても楽しい。指を動かすのが難しいが、頑張って練習したい」と意気込んだ。指導する氏原竜也団長(59)は「子どもたちの順応性の高さに希望を感じた」と目を細めた。
 同アンサンブルは、昨年末から準備を進めてきた。児童が使用する楽器は市の楽器活用事業を活用し、練習場所は約40年の交流がある同センターと連携を生かして確保した。氏原団長は「地域一丸となって子どもたちの才能を伸ばし成長を見守る、一つの事例になれば」と語った。
 同団体は小学校4年~6年生の団員を募集している。活動は毎週日曜午前9時から。問い合わせは積志ウィンドアンサンブル〈電070(8586)7144〉へ。

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