17年のアイドル人生 集大成 柏木由紀 卒業コンサート
AKB48の柏木由紀が、ぴあアリーナMM(横浜市)で、グループ卒業コンサート「17年間、歩いて来たこの道 supported by イモトのWiFi」を開催。17年間のアイドル人生の集大成となる舞台で、ファンの「ゆきりん」コールに包まれながら、延べ33曲を届けた。
故郷・鹿児島の桜島にちなんだタイトルのソロ曲「火山灰」で幕を開けた公演では、選抜入りした「ポニーテールとシュシュ」などグループの代表曲からファン好みのユニット曲、初の単独センターを務めた今年3月発売の「カラコンウインク」まで、グループの過去と今をつなぐ柏木にしかできない曲目だった。
OG15人も駆けつけ、「RIVER」では高橋みなみとダブルセンターを務め会場を沸かせた。
2007年に公演デビューし、在籍日数はグループ史上最長。ファンの無償の愛に応えたい思いが原動力だったといい「アイドルは天職」と公言する。アンコールでは「今のAKB48が本当に大好き」と、現役メンバーに温かなエールを送った。
「AKBは人生そのもの。私は世界で一番幸せ者です」と語った柏木。最後まで涙を見せず、笑顔でステージを後にした。