沼津市議会100周年 議事堂で初イベント「関心持つ契機に」
沼津市議会は10日、開設以来初めて市役所3階の議事堂を会場にイベントを開いた。ミニコンサートと講演会で迎え、約50人の来場者は市議の議席などに座りながら、厳かな議事堂の雰囲気も堪能した。
同市議会の歴史は1923(大正12)年9月に始まり、今回100周年を記念して行った。高橋達也議長は「議事堂でのイベントを通じ、市議会に関心を持ってもらうきっかけになれば」と意義を強調。28人の市議が定例会で着座する議席と報道関係者席を開放、貴重な体験とあってか先着順による募集は早々に埋まり、当日も満員となった。
ミニコンサートは地元出身のハープ奏者らによる演奏、講演は落語家の林家木久蔵さんが登壇した。