広瀬すず「一緒の船に」
俳優の広瀬すず(静岡市清水区出身)が「第18回難民映画祭」の開幕イベントにゲストで登壇した=写真=。国連UNHCR協会が2006年から続けている難民に焦点を当てた映画祭で、今年は6本のドキュメンタリーを上映。広瀬は「映画の中でもドキュメンタリーはリアルな姿を実感できる。意義ある機会だなと思う」とエールを送った。
昨年、ウクライナ復興支援のクラウドファンディングを個人で企画。1100万円余りを集め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などに寄付した。「私が表に立つ仕事をしているからこそ、一人でも多くの方に知ってもらい、一緒に船に乗っていけるような存在になれたら」と広瀬。
自分と同世代の若者らに向け、「こうした映画や私も通して(難民問題などが)多くの方に届いたらいいな」と話した。