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テーマ : 芸能・音楽・舞台

高嶋ちさ子と加羽沢美濃 好相性の共演25年 富士で5月にコンサート

 バイオリニスト高嶋ちさ子と作曲家でピアニストの加羽沢[かばさわ]美濃のリサイタル活動が四半世紀を超えた。高嶋は「困った時に手を差し伸べてくれる」と信頼を寄せる。

「いつかは二人で小さなホールを回るツアーをやりたい」と、加羽沢美濃との今後を語る高嶋ちさ子
「いつかは二人で小さなホールを回るツアーをやりたい」と、加羽沢美濃との今後を語る高嶋ちさ子

 26年前、父で音楽プロデューサーの弘之に紹介された。当時の加羽沢について「ポップスが好きでクラシックに興味のない作曲家だった」と振り返る。演奏会やテレビ番組の司会などの経験を積んでクラシックへの造詣を深め「演奏の幅が広がった」と評価する。
 「私は完璧主義で、うまくいかないとすぐイライラする。彼女はふらっと生きているタイプ。見ているだけで、いい意味で力が抜ける」
 多くのユニットで活動し、演奏とともにMCをこなす。中でも加羽沢とは相性の良さを実感している。「年下だけど“お姉さん”。上手に合いの手を入れてくれる」
 5月6日午後2時から、富士市のロゼシアターで共演コンサート「ゆかいな音楽会withアンサンブル」を開催する。県東部について「仕事が少なかった20代後半、生徒を教えに毎週末通っていた」と懐かしむ。
 富士公演に関する問い合わせはサンデーフォーク静岡<電054(284)9999>へ。
 (教育文化部・名倉佐記)

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