歌って弾いて、親子で音楽体感 ハママツ・ジャズ・ウィーク2日目
音楽イベント「第31回ハママツ・ジャズ・ウィーク」(浜松市、市文化振興財団、ヤマハ、静岡新聞社・静岡放送など主催)は2日目の15日、「ファミリーJAZZコンサート」を同市中区のクリエート浜松で開いた。午前・午後2回で約300人の親子連れが来場し、1日限りの体験型コンサートを通じてジャズの魅力に触れた。
ジャズ・ラテンピアニストの福本純也さん率いる「ファミリーJAZZグループ」が昨年に続き出演した。ラテン調でディズニーの名曲を披露したり、ブラジルやアメリカ発祥の多様なジャンルの音楽で「かたつむり」を奏でたりした。メンバーそれぞれがソロで即興や楽器を使った技を繰り広げ、会場から大きな拍手が上がった。子どもたちはエッグシェーカーを握って、音楽に合わせて自由に振るなどして、会場を盛り上げた。
選ばれた子どもたちがキーボードで「きらきらぼし」を演奏した。プロと息の合った音色を奏でたピアノ歴3年の田那辺慶一さん(7)は「みんなの前で演奏できて、とても楽しかった」と話し、母の恵美さん(37)は「ずっと来たかったコンサート。体全体で音楽を楽しめてよかった」と笑顔を見せた。