音楽と劇、踊りで春野の魅力発信 17日、住民考案の学芸会 浜松市天竜区
浜松市天竜区春野町堀之内の瑞雲院で17日午後5時から、住民有志による学芸会が開かれる。町の活性化を目指す中学生発案のプロジェクト「犬居SOZO(ソーゾー)学校」の企画第2弾で、10人ほどが音楽と劇、踊りを通じて地域の魅力を伝える。入場無料。
劇は地域の劇場を再建しようと奮闘する主人公を中心に、地域の住民や子どもたちの温かい触れ合いを表現する。砂川地区などの魅力を伝えるせりふをちりばめた。箏(こと)とピアノによるコンサートも予定している。
過疎や少子化が進む地域を盛り上げようと、SOZO学校を立ち上げた春野中1年の宇野清太さん(13)は「地域で協力すれば何かできるはずと考えた。楽器の演奏も楽しんで聴いてほしい」と話した。