あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 芸能・音楽・舞台

長い下積みの末、映画主演の夢つかむ 天竜出身の花島さん 6月3日、浜松で「私を判ってくれない」上映

 浜松市天竜区出身の俳優花島希美さん(37)が主演した映画「私を判(わか)ってくれない」が6月3日、中区田町のシネマイーラで上映される。上京し下積みを続けてきた花島さんにとって夢だったという主演作品。「地元で大勢の人に見てほしい」と呼びかけている。

浜松での上映をPRする花島さん=浜松市中区
浜松での上映をPRする花島さん=浜松市中区

 鹿児島県長島町を舞台に、映画制作の夢を掲げて住民と摩擦を起こす“城子”と、城子の生き方に共感しつつも複雑な人間関係に巻き込まれる“由記乃”の姿を描くドラマ。花島さんは由記乃役を演じた。
 短大卒業後に幼稚園教諭を9年務めた花島さんは、幼少期からの俳優の夢を追って30歳直前で上京した。アルバイトをしながら劇場で経験を積むものの出番は限られ、葛藤していたところに映画監督の近藤有希さんから主演の要望が届いた。「自分には奇跡のような話。悩みながら必死で演じた。スタッフの熱意、撮影地の人々の温かさに触れ、本当に楽しい経験だった」と振り返る。
 作品は約1時間40分。浜松での上映は同日午後1時40分開始の1回限定で、出演者とスタッフが舞台あいさつする。映画公式サイトで詳細を掲載している。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

芸能・音楽・舞台の記事一覧

他の追っかけを読む