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テーマ : 芸能・音楽・舞台

磯村勇斗さん地元公演 沼津市制100周年記念 「原点」の劇団、演目で挑戦

 沼津市出身の俳優磯村勇斗さん(30)が主演する市制100周年を記念した演劇公演(市振興公社主催)が22日、市民文化センターで開かれた。沼津西高時代に所属した劇団「沼津演劇研究所」のメンバーらと当時演じた演目を再演。終演後は市内の若者らとのトークイベントにも臨んだ。

自身が高校時代に演じた「プロポーズ」を地元の演劇仲間や学生らと共演した磯村勇斗さん(左から2人目)
自身が高校時代に演じた「プロポーズ」を地元の演劇仲間や学生らと共演した磯村勇斗さん(左から2人目)
沼津市出身、在住の若者5人や頼重市長(右端)とトークした磯村勇斗さん(右から2人目)=沼津市民文化センター
沼津市出身、在住の若者5人や頼重市長(右端)とトークした磯村勇斗さん(右から2人目)=沼津市民文化センター
自身が高校時代に演じた「プロポーズ」を地元の演劇仲間や学生らと共演した磯村勇斗さん(左から2人目)
沼津市出身、在住の若者5人や頼重市長(右端)とトークした磯村勇斗さん(右から2人目)=沼津市民文化センター

 磯村さんは、13年前に自身の初舞台で演じたロシアの劇作家チェーホフの喜劇「プロポーズ」を選び、脚本を再構成した。初舞台でも共演した武田典子さん、細沼賢一さんの他、オーディションで選ばれた市内の高校生野田幸之介さん、梁世姫さんら4人の学生が出演し、3役を7人で演じた。磯村さんは隣家の女性にプロポーズする主人公をユーモラスかつ情感豊かに演じ、かつての仲間や学生たちと息の合った演技を見せた。
 舞台後、磯村さんは「沼津は役者として自分の原点。今日の公演は新たなチャレンジとなった」と感慨深げに振り返った。
 トークイベントは市内出身、在住の10代~30代の若者5人と頼重秀一市長が登壇。それぞれ自身の目標や沼津への思いを語った。磯村さんは昨年参加したフランスのカンヌ国際映画祭に触れ、「沼津はカンヌと似ている。多くの映画のロケ地となっている沼津でいつか映画祭を開きたい」と夢を語った。
 

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