混声コーラスら・ら・ら 10日に20周年演奏会 藤枝
藤枝市の市民合唱団「混声コーラスら・ら・ら」(桑原英実代表)は10日午後2時から、創立20周年記念演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を市民会館で開く。本来は2021年に計画していたが、新型コロナウイルス禍で延期していた。30~80代の約40人が本番に向け、熱のこもった練習に励んでいる。
演奏会は4部構成。藤枝をイメージした合唱団オリジナル曲「この町には」で始まり、「流浪の民」や「瑠璃色の地球」、一部ドイツ語が入る難曲「くちびるに歌を」など計約20曲を披露する。
メンバーは2月下旬、高洲地区交流センターで練習を行った。同市在住のテノール歌手で指揮を務める杉浦久喜さんの指導を受け、音程や音の強弱、表現の仕方などを確認して完成度を高めた。桑原代表は「通し練習を1カ月間行い、かなり完成に近づいている。20年の思いを歌声で届けたい」と意気込んだ。
同合唱団は2001年に発足した。