今川義元公の新作狂言上演 5月、静岡市の臨済寺
戦国大名今川家の菩提(ぼだい)寺である臨済寺(静岡市葵区)で5月11日午後2時から、今川義元を主人公にした新作狂言が上演される。
義元と閻魔(えんま)王とのやりとりを描く。戦に関わった義元を地獄に落とそうとする閻魔王に対し、軍師の雪斎が義元の生前の功績を訴えるなどした結果、一行は極楽に向かう。
狂言師の大蔵教義さんが制作し、同寺の阿部宗徹住職が監修した。「千鳥」「伊文字」の2演目も上演する。義元役の大蔵さんは「義元公をしのぶ気持ちで演じたい」と述べた。
定員270人で全席3千円。するが企画観光局のウェブページから申し込む。問い合わせは同局<電054(251)5880>へ。