あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 芸能・音楽・舞台

大井川ジュニア合唱団 ミュージカル20日上演 舞台道具作り急ピッチ ボランティア「子どもの力に」

 焼津市の小中学生による大井川ジュニア合唱団が8月20日に上演するミュージカル「オズの魔法使い」で劇中に使用する道具作りが急ピッチで進んでいる。舞台監督を務める山村康夫さんを中心とするボランティアが週末や夜に、山村さんが経営する自動車整備工場(同市利右衛門)に集まり、大道具や小道具の制作に励んでいる。

ミュージカルで使用する道具を制作するボランティアたち=焼津市利右衛門のモーターサービスヤマムラ
ミュージカルで使用する道具を制作するボランティアたち=焼津市利右衛門のモーターサービスヤマムラ

 制作陣は昨年10月ごろから、出来上がった台本を参考に場面ごとに使う道具を作っている。道具の量は「2トントラック3台分」(山村さん)になるという。会場への搬出入や舞台上での入れ替え作業もこなす。作った道具は劇が終わると同時に、一部を残して解体する。子どもたちの発表の場づくりに協力したいと、オリジナルの道具作りにボランティアで取り組んでいる。
 30日にはスタッフがセットの長さを整えたり、色を塗ったりした。山村さんは舞台に道具が入ることで「劇にも深みが出て、子どもたちの演技も力が入る」と効果を語る。道具はあと4割ほど未完成品を残しているため、「直前の合同リハーサルまでに間に合わせたい」と力を込めた。
 (焼津支局・福田雄一)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

芸能・音楽・舞台の記事一覧

他の追っかけを読む