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テーマ : 芸能・音楽・舞台

世界観磨き本番へ 三島フィルハーモニー 21日定演

 三島市を拠点とする静岡県内最古のアマチュアオーケストラ「三島フィルハーモニー管弦楽団」は、21日に同市の市民文化会館で開く定期演奏会に向けて練習を重ねている。メンバー約60人が10日夜、本番会場で音を合わせ、今年1月から築き上げてきた曲の世界観に磨きを掛けた。

定期演奏会に向けて音を合わせる五条さん(中央)ら=三島市の市民文化会館
定期演奏会に向けて音を合わせる五条さん(中央)ら=三島市の市民文化会館

 今回は指揮者の碇山隆一郎さんの下、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」とブラームスの交響曲第2番ニ長調を演奏する。皇帝のソリストには国内外のコンクールで入賞実績がある静岡市出身のピアニスト五条玲緒さんを迎える。五条さんは「温かみがあり、一緒に音楽を作り上げているのが楽しい」と手応えを示す。
 皇帝は曲の始めにインパクトがあり、10日の練習でもメンバーが力強く迫力ある演奏を繰り広げた。五条さんは「コンサートのオープニングで観客の心をつかみたい」と意気込む。
 午後1時半開演。入場料は一般2000円、学生1000円。

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