SPAC×コシノジュンコさん×日本平ホテル総料理長 食と芸術融合 静岡市
食と芸術を融合した会食イベント「シズオカアートガストロノミー by SPAC × JUNKO KOSHINO」が25日夜、静岡市駿河区の県舞台芸術公園木造劇場「楕円堂」で開かれた。フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)と一般財団法人静岡新食文化共創機構が企画した。
県舞台芸術センター(SPAC)とファッションデザイナーのコシノジュンコさん、日本平ホテル渡辺健太郎総料理長の共同プロデュース。会食に先立ち、SPAC俳優のたきいみきさんによる谷崎潤一郎原作「刺青」を上演した。
「白と黒」をテーマに据えた会食は、県内産のマダイや牛肉などを使った料理が次々運ばれた。終盤にはオペラ歌手マリア・セレンさんが登場し、歌劇曲を披露した。来場者は盛んな喝采を送った。
イベントを終えたコシノさんは「これからも静岡を掘り起こし新しい文化を築いていきたい」と話した。
(教育文化部・マコーリー碧水)