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テーマ : 芸能・音楽・舞台

オペラ公演に向け稽古 焼津中央高合唱部 6月3、4日「仮面舞踏会」

 焼津中央高(焼津市小土)合唱部は6月3、4の両日、恒例のオペラ公演を焼津文化会館(同市三ケ名)で実施する。演目はヴェルディ作曲の「仮面舞踏会」。生徒たちは大舞台で聴衆に感動を届けようと、演技や歌唱の表現力に磨きをかけている。20日は同校で初の通し稽古を行い、2週間後に迫った本番に向けて調整した。

本番に向け練習に励む生徒たち=焼津市小土の焼津中央高
本番に向け練習に励む生徒たち=焼津市小土の焼津中央高


 公演は今回で49回目を迎える。29人の部員がキャストとして演じたり、演出や衣装といった裏方として舞台を支えたりしている。演目が決定したのは昨年8月ごろ。音楽や演技に秀でた部員が多いことから、高い表現力が求められる作品に挑戦することに決めた。
 初の通し稽古で、キャストたちは本番用の衣装を身に着けて、ピアノの演奏に合わせて、伸びやかで高らかな歌声を教室に響かせた。キャストの立ち位置を確認したり、パートごとの時間を計測したりして、本番に備えた。
 部長で3年の渡辺春希さん(18)は「奥深い表現をしないと、感動を与えることができない」と演目の難しさを語る。部員全員で作る舞台にしたといい、「一人一人の輝く姿を見に来てほしい」と呼びかける。
 当日は入場無料。入場には整理券が必要で、同校事務室で配布している。
 (焼津支局・福田雄一)

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