市民文化フェス 45団体 歌声披露 浜松市中区
浜松市内などの文化団体が芸術の秋を盛り上げる「浜松市民文化フェスティバル」(市文化振興財団主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の合唱部門「市民合唱祭」がこのほど、中区のアクトシティ浜松で開かれた。県西部を中心とした45団体の延べ約840人が、日頃の研さんの成果を披露した。
5~62人で構成された団体の年齢層は幅広く、曲も合唱曲や童謡、映画主題歌などさまざま。混声や男声、女声、ジュニアそれぞれの編成で、伸びやかに歌声を響かせた。
新型コロナの5類移行で4年ぶりの通常開催。実行委員長の玉川昌幸市合唱連盟理事長(71)は「コロナによる合唱文化へのダメージは大きく、市内の団体や団員も減ったが、45団体が集まったのはうれしい限り。これを機に復活できれば」と期待を込めた。