磐田「ふるさと劇団」 第4期発足、初のレッスン
磐田市上新屋のアミューズ豊田が主宰する市民劇団「アミューズふるさと劇団」の第4期発足式が28日夜、同施設で行われた。2、3期目はコロナ禍で開催を見送った成果発表会を、来年3月12日に予定する。3年越しの公演実現に向け、団員たちは発足初日から発声練習などのレッスンに励んだ。
4期生は12歳から72歳までの7人で、このうち5人が2期目から継続して入団している。成果発表会では宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」「よだかの星」をベースにした舞台を披露する。
成果発表会まで月2~3回ペースで、劇団たんぽぽ(浜松市東区)のメンバーの指導を受けながらレッスンに取り組む。最年少団員で、第2期から参加している市立竜洋中1年の竹内彩姫羽さん(12)は「コロナに負けずに頑張って練習し、今回こそはお客さんに良い舞台を届けたい」と意気込んだ。