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テーマ : 芸能・音楽・舞台

おはやしとファンクが融合 吉原祇園太鼓セッションズ 2枚目レコード発売

 富士市吉原の祇園祭のおはやしをベースにしたバンド「吉原祇園太鼓セッションズ」が12日、2枚目のレコードを発売した。メンバーが幼少期から体に刻んできたおはやしのリズムとファンクが融合した作品を完成させた。

祭りの熱気を感じさせるメンバーたちの演奏=富士市吉原
祭りの熱気を感じさせるメンバーたちの演奏=富士市吉原
ジャマイカバンドのカバーを収録したレコード
ジャマイカバンドのカバーを収録したレコード
祭りの熱気を感じさせるメンバーたちの演奏=富士市吉原
ジャマイカバンドのカバーを収録したレコード


 レコードは12インチ盤2曲入りで、ジャマイカのバンド「スカタライツ」のファンクナンバーをカバー。メンバー間でセッションを重ねながら元の楽器を太鼓や笛、かねなどに置き換えた。原曲のグルーブを残しつつ、祭りの熱気を感じさせるアレンジに仕上げた。
 バンドは幼少期から祭りに参加する友人らで2015年に結成。現在は30~40代の9人で活動する。昨年3月にレコードデビュー後、反響を受け県外の音楽フェスにも出演した。メンバーの内藤佑樹さん(37)は「吉原のローカルミュージックが県外でも評価され、自信になった。フェスでの経験を経て表現の幅が広がった今作を聞いてほしい」と話した。
 レコードは大手専門店「ディスクユニオン」各店や県内のレコードショップなどで取り扱う。5月13日には、同市の「富士山こどもの国」で開かれる音楽フェス「FUJI&SUN’23」に出演する。

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