浜名湖上 光とダンスで演出 10~11月、舘山寺で上演
浜名湖のブランディング事業を手掛けるハマナコ・ディスティネーション(浜松市西区)と、舘山寺温泉観光協会などでつくる推進委員会は8日、浜名湖上で行う舞台芸術「グランドスケープ浜名湖@舘山寺」(静岡新聞社・静岡放送共催)を10月29日から11月3日まで、同市西区の浜名湖舘山寺ベイガーデン横特設会場で上演すると発表した。湖面に浮かべた台船で、自然環境を生かした迫力の舞台を演出する。
地元の神事をモチーフに、自然の脅威や恵みをLED照明や炎、プロジェクションマッピングなど、臨場感のある音響で伝える。県内出身者を中心とした17人がバレエやヒップホップなどを取り入れたダンスを披露する。
浜松市役所で記者発表した金原貴推進委員会長(同観光協会長)は「浜名湖の秋の夜を楽しんでもらい、滞在時間を延ばすコンテンツとして成功させる」と抱負を語った。
昨年は11月に5日間行い、約2千人が鑑賞した。今秋は5千人を目指す。
各日とも午後5時45分から、1日3回公演(1回約45分)。チケットは全席指定で税込み4500円(当日4800円)など。