テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナへ電動スクーター供与 200台、福祉関係者の足に

 【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)で14日、日本が国連開発計画(UNDP)を通じて供与した電動スクーター200台の引き渡し式典が開かれた。キーウ州や東部ハリコフ州、南部ミコライウ州など計11州で、住民の生活支援を担う福祉関係者の足として使われる。

日本が供与した電動スクーターと写真に納まる引き渡し式典の出席者ら=14日、キーウ(共同)
日本が供与した電動スクーターと写真に納まる引き渡し式典の出席者ら=14日、キーウ(共同)

 ウクライナでは侵攻により交通インフラが破壊され、アクセス困難な地域がある。ジョルノビチ社会政策相は式典で、スクーターは狭い道でも走行できるとし「支援者の移動手段を改善できる」と謝意を伝えた。
 松田邦紀駐ウクライナ大使は「スクーターがソーシャルワーカーの献身的な活動の象徴となる」と期待を示した。
 UNDPによると、スクーターは家庭用コンセントでも充電でき、公共施設に配備される。

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