テーマ : ウクライナ侵攻

ロ戦闘機6機破壊と主張 ウクライナ、飛行場を攻撃

 【キーウ共同】ウクライナ情報筋は5日、ウクライナがロシア南部ロストフ州モロゾフスクの飛行場を攻撃し、戦闘機6機を破壊し、8機を損傷させたと共同通信に明らかにした。保安局(SBU)と軍による共同作戦という。飛行場にはロシアがウクライナ侵攻で出撃させているスホイ27戦闘機やスホイ34戦闘爆撃機が駐機していたとし、情報筋は「ロシアの戦闘能力の大幅な低下につながる重要な作戦だ」と述べた。
 ロシア国防省は5日、前夜から5日朝にかけてロストフ州など五つの州・地方にウクライナ軍の無人機攻撃があり、計53機を撃墜したと発表した。そのうち44機が飛来したロストフ州のゴルベフ知事は、攻撃で州内の変電所が損傷したと表明。州政府によると約1600人の住民に影響が出た。ロシア通信が報じた。
 ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は4日、ロシアにある石油関連施設への無人機攻撃を今後も続け、標的の範囲を拡大するとの考えを地元テレビで表明した。ウクライナの無人機攻撃によりロシア西部クルスク州では民家や市場に被害が出た。南部サラトフ州には、空軍基地があるエンゲリスに無人機1機が飛来。ブサルギン知事によると地上に被害はなかった。
 一方、東部ドネツク州のロシア側行政府「ドネツク人民共和国」幹部は5日、タス通信に対し、同州北部でウクライナ軍が要塞(ようさい)化してきたチャソフヤール郊外にロシア軍部隊が突入し、複数の重要拠点を制圧したと述べた。

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