テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナ選手が小学校訪問 パラのトライアスロン代表

 スポーツ庁による国際貢献事業の一環で来日し、沖縄県本部町で合宿中のパラトライアスロンのウクライナ代表選手が1日、地元の本部小学校を訪問して子どもたちと触れ合った。

沖縄県本部町の小学校を訪問し、子どもたちと交流するパラトライアスロンのウクライナ代表選手ら(右側)=1日
沖縄県本部町の小学校を訪問し、子どもたちと交流するパラトライアスロンのウクライナ代表選手ら(右側)=1日

 ウクライナ勢はロシアによる侵攻開始から2年が過ぎた現在も母国では満足にトレーニングを積めず、近隣のトルコなど国外に練習の場を求めている。東京パラリンピックにも出場した女子視覚障害のビタ・オレクシウクは「この(厳しい)状況を打破して、平和な世界をつくっていくことが大きな願い」と語った。
 スポーツ庁が実施する「ポストスポーツ・フォー・トゥモロー」の支援を受け、日本トライアスロン連合が日本代表合宿に招待。2月24日に来日し、今月5日まで滞在する。この日は5、6年生の約170人に競技の特徴を説明するなど、約2時間にわたり交流した。
 5月に開催される世界シリーズ横浜大会にも出場予定。コーチを務めるロマン・コロル氏は「参加することすら大変な状況だが、ウクライナを代表して(国際大会に)出場することには大きな意義がある」と強調した。

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