テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナ「忘れないで」 避難民ら 欧州各地でデモ

 【ベルリン、ロンドン、チューリヒ共同】ロシアによるウクライナ侵攻から2年となった24日、欧州各地でウクライナへの連帯を示すデモが行われ、ウクライナ難民らは「私たちを忘れないで」と声を上げ、「もっと武器の支援を」と訴えた。

ベルリンの観光名所ブランデンブルク門の前で行われた集会=24日(共同)
ベルリンの観光名所ブランデンブルク門の前で行われた集会=24日(共同)
命を奪われた子どもたちを模す紙の天使が飾られたカトリックの大聖堂を訪れた人々=24日、ロンドン(共同)
命を奪われた子どもたちを模す紙の天使が飾られたカトリックの大聖堂を訪れた人々=24日、ロンドン(共同)
ベルリンの観光名所ブランデンブルク門の前で行われた集会=24日(共同)
命を奪われた子どもたちを模す紙の天使が飾られたカトリックの大聖堂を訪れた人々=24日、ロンドン(共同)

 ウクライナからの避難民110万人以上が暮らすドイツでは、首都ベルリンのブランデンブルク門前に「ウクライナのために立ち上がれ」と書かれたプラカードを掲げた約5千人が集結。ウェグナー市長は「プーチンがウクライナを破壊するのを許してはいけない」と呼びかけた。
 ロンドン中心部の大聖堂では犠牲者を追悼、命を奪われた子どもらを模して520以上の紙の天使が飾られた。「昨年より天使の数が増えてしまった」。司教が沈んだ声で参列者に語りかけた。
 青と黄色のウクライナ国旗を掲げた在英ウクライナ人らは、「プーチンを止めろ」などと書かれたプラカードを手にハイドパークからトラファルガー広場までデモ行進。
 ウクライナ南部ザポロジエから逃れてきたユリア・モシアコワさん(25)は「侵攻の日、23歳の誕生日を友達と祝おうとしていた。戦争はまだ終わらず、人々が殺されている」と涙ぐみ、国際社会に支援を求めた。

 

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