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ウクライナ、30カ国超と締結へ 首相が安保2国間協定で見通し

 【キーウ共同】ロシアに侵攻されるウクライナのシュミハリ首相は4日、先進7カ国(G7)メンバー国などがウクライナと相次いで結んでいる安全保障協力に関する2国間協定について、最終的に30以上の国と締結するとの見通しを明らかにした。首都キーウ(キエフ)で記者会見した。「日本とも交渉している」と述べ、将来的な締結に自信を示した。

4日、ウクライナの首都キーウで記者会見したシュミハリ首相(共同)
4日、ウクライナの首都キーウで記者会見したシュミハリ首相(共同)

 ウクライナは今年、G7メンバーの英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの5カ国に、デンマークとオランダを加えた計7カ国との間で2国間協定を結んだ。
 シュミハリ氏は、北大西洋条約機構(NATO)の全加盟国(加盟が決まったスウェーデンを含めて32カ国)と協定を結ぶ見通しだと説明した上で、NATO以外の日本などとも交渉を進めているとの考えを示した。
 ウクライナは、目標とするNATO加盟までの間、各国から長期的な防衛支援を得てロシアに対抗しようと、2国間協定の締結を目指している。G7は2023年7月、ウクライナに長期的な安全保障を約束する共同宣言を発表し、各国はこれに基づいて2国間協定について協議している。

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