テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナに30万発を供与へ チェコ主導、弾薬不足受け

 【キーウ共同】チェコのフィアラ首相は8日、各国からの資金協力を得て、ウクライナに供与する砲弾30万発の購入が可能になったとX(旧ツイッター)に投稿した。欧米メディアによると、確保計画を主導するチェコはこれまでに、欧州連合(EU)域外から155ミリと122ミリの砲弾計80万発の調達先が見つかったと明らかにしていた。

ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊で大砲を発射するウクライナ兵=5日(ゲッティ=共同)
ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊で大砲を発射するウクライナ兵=5日(ゲッティ=共同)

 ウクライナ軍は深刻な弾薬不足に苦しんでいる。フィアラ氏は今回の調達を「第1弾」としており、「われわれの目標はさらなる供給だ」と強調した。
 ウクライナ軍部隊の報道担当者は8日、地元メディアに対し、ロシア軍が東部ドネツク州の要衝アブデーフカを制圧した後も、州内の複数の集落を支配下に置くために大規模な部隊を派遣していると述べた。
 一方、ロシア国防省は9日未明にウクライナの無人機47機による攻撃があり、防空システムで阻止したと発表した。うち41機が飛来した南部ロストフ州の知事は負傷者が出ているとした。南部ボルゴグラード州と西部のクルスク、ベルゴロド両州にも飛来した。
 ベルゴロド州の知事は8~9日に州内各地に無人機攻撃があり、2人が死亡し、負傷者も出たと明かした。(共同)

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