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ウクライナ、ガザに平和を ローマ教皇「戦争は愚か」

 【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは31日、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザ情勢を念頭に「戦争は愚かなことだ。平和は、武器では決して達成できない」と訴えた。復活祭(イースター)のメッセージとして、バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーから、広場に集まった人々に伝えた。

31日、バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーで、手を振るローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)
31日、バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーで、手を振るローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)

 教皇はウクライナとロシアの間での捕虜全員の交換や、ガザでの即時停戦を改めて呼びかけた。
 教皇は29日夜、イースターの関連行事への出席を開始直前に見送った。健康状態を心配する声も上がっているが、この日は元気な姿を見せた。
 イエス・キリストの復活を祝うイースターは、キリスト教徒にとってクリスマスと並ぶ重要行事。

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