テーマ : ウクライナ侵攻

プーチン大統領、戦車工場視察 持論展開「ウクライナ人は一体」

 ロシアのプーチン大統領は15日、ウラル地方のスベルドロフスク州ニジニタギルを訪れ、主力戦車のT72B3MやT90Mの生産工場を視察した。従業員は、ウクライナ侵攻を後押しするため工場が24時間操業を導入し、増産を担っていると報告。プーチン氏は、ロシア人とウクライナ人は一体だとの持論を展開して侵攻を正当化した。国営テレビが報じた。

ロシアのプーチン大統領(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)
ロシアのプーチン大統領(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)

 プーチン氏を迎えた従業員は、第2次大戦時にウクライナ東部ハリコフからウラル地方に戦車工場が移転し、ウクライナ人が地域に根付いたと紹介した。プーチン氏は「われわれはロシア人とウクライナ人を区別したことは一度もない。両国民の圧倒的多数は同じだと信じてきた」と応じた。
 ナチス・ドイツに協力したウクライナ人の一部が米国の支援を受けてソ連崩壊後にウクライナで権力を握り、現在の対立を招いたと一方的に主張した。(共同)

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