テーマ : シニア・介護・終活・相続

子ども一時預かり 検索システム導入 10月から 浜松市議会

 吉積慶太こども家庭部長は子育て支援の一環として、0~5歳児を対象に行っている認可保育施設での一時預かり事業について、施設の空き状況をネットで簡易に検索できるシステムを10月から導入することを明らかにした。鈴木氏に答えた。
 市は現在、月末に市子育て情報サイト「ぴっぴ」で翌月分の各施設の一時預かり空き状況を一覧で公表している。システム導入によって利便性が向上し、子どもの年齢や利用希望日、区を選択すると、空き状況が一目で確認できるようになるという。利用申し込みは現在と同様、保護者が直接各施設に行う。
 市内では計148施設で同事業を行い、2022年度は延べ1万2797人が利用した。市幼児教育・保育課によると、待機児童の解消もあり、利用者数は減少傾向にあるという。
 同事業を巡っては、各施設の職員配置や入所児童の状況から利用可能日が限られて希望施設を思うように利用できなかったり、保護者が預け先を探す負担があったりと課題も多い。吉積部長は「施設の事業費や職員配置の補助などを進め、保育士確保対策の支援を継続していく」と述べた。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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