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高齢者福祉、介護 計画策定委が会合 御殿場市

 御殿場市はこのほど、2024~26年度の高齢者福祉施策のあり方を定める「市第10次高齢者福祉計画(成年後見制度利用促進基本計画)・第9期介護保険事業計画」の策定委員会の初会合を市役所で開いた。

計画策定に向けて話し合う委員たち=御殿場市役所
計画策定に向けて話し合う委員たち=御殿場市役所

 計画期間では団塊ジュニア世代が65歳以上になる2040年に向けて生産年齢人口が急減し、85歳以上の急速な増加が見込まれる中で、地域包括ケアシステムの推進や、介護ニーズの増大に対応しながら新しいサービス提供の骨格をつくることが必要となる。同委員会では高齢者問題だけではなく、障害や難病、子育てなど重層的な支援体制の整備も検討していくという。
 12月をめどに計画最終案の取りまとめ、介護保険料の推計を行い、一般の意見公募を実施する。年度内の計画策定を目指す。初会合で委員長に選出された斉藤昌一市医師会長は「介護保険制度は国民の重税で成り立っている。税をいかに使って介護サービスを展開していくかを検討する場なので、積極的に意見を出してほしい」とあいさつした。

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