テーマ : シニア・介護・終活・相続

介護報酬のコロナ特例廃止 接種の送迎、4月から

 厚生労働省は18日、介護事業所の収入に当たる介護報酬に関し、新型コロナウイルスのワクチンを接種する高齢者の送迎や見守り時間を報酬の対象にするといったコロナ禍の特例措置を、原則4月に廃止すると決めた。社会保障審議会の分科会で了承された。
 感染すると重症化しやすい高齢者への接種を促進するためコロナ禍に特例を設けていた。コロナの治療や医療提供体制に対する公費支援が3月末で終了することに合わせた。
 デイサービスなどの通所事業所が休業した際の代替手段として、職員が高齢者宅を訪れて介護サービスを提供した場合、従来通りの報酬を受け取れる特例も4月に廃止する。

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