テーマ : シニア・介護・終活・相続

生活困窮者の支援 静岡・葵区で公開研究会 県労働者福祉基金協

 静岡県労働者福祉基金協会(中西清文理事長)は20日、生活困窮者支援の在り方を考える公開研究会を静岡市葵区の県勤労者総合会館で開いた。福祉事業団体の関係者らおよそ40人が参加した。

基調講演を行った宮本教授=静岡市葵区の県勤労者総合会館
基調講演を行った宮本教授=静岡市葵区の県勤労者総合会館

 本年度から同協会が「生活困窮者に関わるセーフティーネットや支援対策の実態と課題」をテーマに行っている調査研究の中間報告を行った。1年間の研究を通じ、県内の自治体間にも支援に格差があることが浮き彫りになったと指摘。今後、アンケートなどで調査を進める必要性があるとした。
 福祉政治論を専門とする宮本太郎中央大教授の基調講演では、生活保護の受給状況などのデータを紹介。現代社会でのセーフティーネット構築の方向性などについて解説し、参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。

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