テーマ : シニア・介護・終活・相続

就労支援施設の作業体験 知的障害ある子ら挑戦 静岡市中央福祉センター

 社会福祉法人静岡手をつなぐ育成の会は5日、知的障害のある子どもに施設での作業の一端を体験してもらう「ラポールまつり」を静岡市葵区の市中央福祉センターで開いた。

機織りを体験する小学生=静岡市葵区の市中央福
機織りを体験する小学生=静岡市葵区の市中央福

 10カ所の就労継続支援施設がブースを並べ、利用者の作業内容や完成品を紹介した。市内の特別支援学校や特別支援学級に通う児童生徒と家族が訪れ、プラモデルなどの部品の袋詰めやポチ袋の製作、不要になった布団生地を使った裂き織りなどを体験した。
 機織りに挑戦した小学1年男子の40代母親は「会場を一通り見て、子供が機織りに初めて興味を持った」と笑顔を見せた。長男が特別支援学級に在籍する30代の父親は「大きくなったらあんなことをやりたいと、少しでも長男の心に残るといい」と話した。

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