テーマ : シニア・介護・終活・相続

認知症理解 まちの本屋から始めよう 清水町連携 特設ブース設置

 世界アルツハイマー月間(9月)に合わせ、清水町は30日まで、認知症への理解を深める啓発活動を展開している。町内4書店と連携して、関連図書を並べた特設ブースを各店舗に設置した。町によると、書店と共同した取り組みは県内で唯一という。

店内に設置された特設ブース=清水町のTSUTAYAすみや三島店
店内に設置された特設ブース=清水町のTSUTAYAすみや三島店

 同町は、介護申請者のうち認知症疾患を持つ人の割合が国や県の平均より高い。認知症の人やその家族の支援につなげようと、活動を始めた。
 TSUTAYAすみや三島店では、予防法や症状、認知症の人との接し方を紹介する書籍や漫画を置いた。ポスターも掲示し、ブースを目立たせている。西田哲也店長(46)は、認知症に関する書籍が普段は店内の奥側にありがちなことに触れ、「認知症を知られたくないという印象を払拭したい。困ってる人々が少しでも住みやすい環境ができれば」と話した。
 町立図書館でも同様に特設ブースを設置しているほか、今月上旬には高齢者サロンで認知症予防講座を開いた。

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