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JAふじ伊豆2支店、特殊詐欺防止に貢献 警察署から感謝状

徳倉支店 駐在所にすぐ相談
感謝状を受けた(前列右から)山田さん、西村支店長=沼津署 沼津署はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとして、JAふじ伊豆徳倉支店(清水町)の西村裕二支店長と派遣職員の山田京子さんに署長感謝状を贈った。
 同署によると山田さんは7月28日午前、通話しながらATMを操作する60代女性に声をかけた。女性が「役場から介護保険の戻りがあると言われた」などと話したため、西村支店長が代わりに電話に出た後、同店最寄りの同署徳倉駐在所に女性を案内したという。
 同支店が詐欺被害を未然防止して表彰されたのは、2月以来2回目。吉田光広署長から感謝状を受け取った西村支店長は「駐在所の警察官が見回りに来てくれることもあり、すぐ相談した。お客さまの財産を守るため、何かあれば対応する体制を今後も継続したい」と話した。

仁田支店 電話相談で駆け付け
森署長から感謝状を受けた(左から)渡辺支店長、竹内さん、石和田さん=三島署 三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして函南町のJAふじ伊豆仁田支店(渡辺秀樹支店長)と職員の竹内智昭さん(41)、石和田明香さん(40)に署長感謝状を贈った。
 石和田さんは7月26日、80代の女性から支店に「支店職員を名乗る男から電話があり、口座番号や暗証番号を教えた。家に来ると言っていた」などと電話を受けて詐欺を疑い、竹内さんが女性宅に駆け付けて動揺する女性を落ち着かせ、同署に通報して警察官の到着を待った。女性は町役場の職員を名乗る男に還付金があるとの電話を受けていたという。
 森正晴署長は「詐欺をすぐ見破り、女性は心強かったと思う。安全安心を守るために今後も尽力してほしい」と被害防止への協力を求めた。

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