テーマ : シニア・介護・終活・相続

医師の仕事、医療の現状学ぶ 浜松聖星高 浜医大と連携講座

 浜松市中区の浜松聖星高はこのほど、浜松医科大(東区)との高大連携講座を校内で開いた。本年度新設の理数コース1年生約20人が同大の乾直輝教授(臨床薬理学・呼吸器内科学)から医師の仕事や医療について学んだ。

医師の仕事や医療について説明する乾教授=浜松市中区の浜松聖星高
医師の仕事や医療について説明する乾教授=浜松市中区の浜松聖星高

 乾教授は医師に必要な資質の一つとして「相手が何を求めているかを把握するコミュニケーション力が重要」と述べた。現在の医学界の動向については「高齢化」と「個別化」と説明。平均寿命が50歳の時代には心配不要だったがん、認知症などの疾患が増えている状況や、遺伝子や環境など患者個々の違いに合わせた治療法が導入されている特徴を紹介した。
 高校3年間の過ごし方に関しては「将来に何を求めるかは一人一人異なる。それぞれの将来に向けて目標を持ち、努力してほしい」と生徒にエールを送った。

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