テーマ : シニア・介護・終活・相続

特養施設内に日本語学校 静岡市で開校式典 社会福祉法人駿府葵会

 社会福祉法人駿府葵会(静岡市駿河区)は23日、同区根古屋で運営する特別養護老人ホーム「久能の里」内に設けた外国人留学生向けの日本語学校「日本語教育学苑」の開校式典を同校で行った。同法人によると、社会福祉法人による日本語学校の設立は静岡県内初という。

式典で母国の歌や踊りを披露する学生=静岡市駿河区
式典で母国の歌や踊りを披露する学生=静岡市駿河区

 日本語教育を希望する留学生を受け入れ、国内で慢性的に不足する介護や福祉分野の人材を育成するのが目的。2年制で、情報通信技術(ICT)を活用した日本語教育と並行し、地域の小学校や住民との交流にも取り組みながら異文化共生を図る。
 1期生としてインド、ネパール、ミャンマー、中国、スリランカの5カ国24人が入学し、式典で母国の歌や踊りを披露した。同法人の佐々木優副理事長は「介護や福祉に関心をもってもらい、良い人材になってもらえるように支援したい」と話した。

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