テーマ : シニア・介護・終活・相続

入れ墨入浴者入場 河津町議会で否決 温泉の運営条例改正

 河津町議会3月定例会は6日、本会議を開いた。500万円を減額する本年度の一般会計補正予算案や町介護保険条例の一部改正案など15議案を原案通り同意、承認、可決した。踊り子温泉会館と見高地区にある温泉施設の運営条例の一部改正案はそれぞれ、賛成少数で否決した。
 否決の条例改正案2本は、入場を拒んだり、退場を命令したりできる対象者から「身体に入れ墨・タトゥー(シールを含む)などがある者」を削除する内容。町議からは「町民や従業員に周知する時間が足りない」との指摘が上がった。町によると、この日の可決から3日以内の交付を想定していた。今後は要旨を変えずに施行日を先に延ばし、再度提出する方針という。
 補正予算には長野地区の防災拠点施設の工事費2600万円を計上した一方、年度末の各種事業費の確定を受けて減額措置をしたため、予算総額は減少したという。町介護保険条例の一部改正は基準額を200円引き下げる内容。今後策定を目指している町の景観計画整備に伴い、町景観条例の制定案も可決した。
 一般質問には3氏が登壇し、防災対策などについて町の姿勢をただした。

いい茶0

シニア・介護・終活・相続の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞