テーマ : シニア・介護・終活・相続

袋井市と静岡社会健康医学大学院大 地域の健康 共同で研究 

 袋井市と静岡社会健康医学大学院大(静岡市葵区)はこのほど、袋井健康長寿研究「ふくけん!」の共同実施に関する協定を結んだ。2023年度から同市で健康調査や予防医学研究に取り組み、地域の健康づくりに貢献する。

「ふくけん!」の共同実施に関する協定を締結した大場市長(左)と宮地学長=袋井市内
「ふくけん!」の共同実施に関する協定を締結した大場市長(左)と宮地学長=袋井市内

 同大では2021年から2年間、賀茂地区で行った「かもけん!」に続く取り組み。市民計約3千人に骨密度や運動機能の検査などを、5年をめどに数回繰り返す。長期的に健康状態を追跡し、フレイルや認知症など加齢性疾患のリスク因子の解明を進める。結果は市民講座などで随時還元していく予定。
 市内で締結式が開かれ、大場規之市長と宮地良樹学長が協定書に署名した。大場市長は「市民の皆さまが健康診断の受診や適切な保健指導を受けることの重要性を認識する機会になると確信している。幅広く周知を行い、参加を募っていく」とあいさつした。研究担当の田原康玄研究科長の講演も行われた。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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