テーマ : シニア・介護・終活・相続

アフガンに関心を 静岡でカレーズの会理事長が講演 静岡県ボラ協総会

 静岡県ボランティア協会(小野田全宏理事長)は21日、アフガニスタンの復興を支援するNPO法人「カレーズの会」(静岡市葵区)のレシャード・カレッド理事長を講師に招いた記念講演を同区の県総合社会福祉会館で開いた。本年度の定期総会に合わせて実施した。

アフガニスタンの現状を説明するレシャード理事長=静岡市葵区の県総合社会福祉会館
アフガニスタンの現状を説明するレシャード理事長=静岡市葵区の県総合社会福祉会館

 レシャード理事長は2月に訪れた同国の現状を、「イスラム主義勢力タリバンを国際社会が承認していないため支援が再開されず、医療物資などの欠乏が深刻化している」と指摘。全人口の約半数が食料不足に陥っているとし、「飢餓のしわ寄せが行くのは子どもたち。アフガニスタンに関心を持ってもらい、できる範囲のサポートをお願いしたい」と強調した。
 定期総会では、ウクライナからの避難者を援助する団体「希望のつばさ」の支援者拡充に取り組むことなどを盛り込んだ2023年度の事業計画を決めた。

いい茶0

シニア・介護・終活・相続の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞