テーマ : シニア・介護・終活・相続

補助犬の活動を本に 静岡・駿河区のNPO 県内小学校、図書館に寄贈へ

 静岡市駿河区のNPO法人県補助犬支援センター(川口綾理事長)はこのほど、身体障害者補助犬や補助犬ユーザーについての理解を広め、地域福祉の向上を図ろうと児童用図書「補助犬と一緒‼」を制作した。4月以降、県内全ての小学校や公立図書館に寄贈する。

制作した児童用図書と川口理事長=静岡市駿河区のNPO法人県補助犬支援センター
制作した児童用図書と川口理事長=静岡市駿河区のNPO法人県補助犬支援センター

 県共同募金会の助成事業としておよそ1年かけて制作した。完成した本はA5判で52ページ。同センターが各地で行っている出前講座で寄せられた質問も踏まえ、補助犬とユーザーの生活を写真やイラストを使いフルカラーで仕上げた。
 県内では昨年10月時点で35頭の補助犬が活動しているが、その役割をよく知らない人も多い。川口理事長は「出前講座を開催できない地域にも本を贈るので、補助犬やユーザーに出会ったことのない人にも読んでもらえる」と期待を込める。

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