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静岡県内9法人に福祉車両寄付 鈴木道雄記念財団

 浜松市の公益財団法人鈴木道雄記念財団(理事長・鈴木修スズキ相談役)は25日、静岡県内の社会福祉法人を対象にした軽自動車の福祉車両の寄贈式を同市南区のスズキ歴史館で行った。鈴木相談役が9団体の代表に目録を贈った。

福祉車両の前で記念撮影する鈴木理事長(前列左から3人目)と9法人の代表=浜松市南区のスズキ歴史館
福祉車両の前で記念撮影する鈴木理事長(前列左から3人目)と9法人の代表=浜松市南区のスズキ歴史館

 希望に合わせてエブリイワゴンやスペーシアの各車いす移動車、ワゴンRの昇降シート車を1台ずつ贈り、各法人の代表が車両の用途や感謝の言葉を述べた。車両寄贈は5回目で、計37台となった。
 熱海市の熱海いでゆの園の田島秀雄理事長は「急峻(きゅうしゅん)で狭あいな道路などで使わせていただく。今後も施設を長く運営していきたい」と語った。
 スズキ創業者の名を冠した同財団は高齢者や障害者の福祉向上やスポーツの普及振興を目的に、鈴木相談役が保有する自社株式を寄付して2018年に個人で設立した。今年新たに35万株を寄付して計60万株の配当を財団の運営に充てるという。

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