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JR東海社長 静岡県、市との意見交換「実務レベルで始めたい」【大井川とリニア】

 JR東海の丹羽俊介社長は12日に都内で開いた記者会見で、リニア中央新幹線トンネル工事に伴う南アルプスの環境保全策について、8日に受け取った国土交通省専門家会議の報告書に基づき「全力で取り組む」との決意をあらためて示した。関係者とのコミュニケーションを重視し、今後の進め方について「県や静岡市と実務レベルで意見交換を始めたい」と述べた。
 丹羽社長は報告書を「委員から有益な助言をいただき、充実した中身になっている」と評価し、取り組み内容について積極的な情報提供や説明を行うと強調した。報告書は8日、斉藤鉄夫国交相が丹羽社長に手渡した。モニタリングなどを行った上で、状況に応じた追加措置を講じる「順応的管理」により環境への影響を最小化することが「適切」とした。

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