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静岡市 5議案追加提出を報告 新処分場工事契約など 

 静岡市は20日に開かれた市議会議会運営委員会で、葵区北沼上に新たな最終処分場を整備するための工事請負契約締結案や、2020、22年度の公営企業会計の予算流用追認案など5議案を26日の9月定例会本会議に追加提出すると報告した。
 工事契約案については、埋め立て容量75万立方メートルの沼上最終処分場(葵区)が26年8月に容量いっぱいになる見込みのため背後地に新たな処分場を整備する。今回の契約案は、新処分場の排水処理施設建設を事業者に発注する内容で、契約額は30億700万円。新処分場の埋め立て容量は13万立方メートル。8月から造成工事が始まっていて、排水処理施設の完成を受けて26年9月から稼働する予定。
 予算流用追認案は20、22年度の病院事業会計の計23万1千円分と、22年度下水道事業会計の12万7千円分をそれぞれ計上した。市は18~22年度の一般会計で約6500万円の流用が確認されたと発表していたが、一般会計の予算流用は議会の決議事項ではないため議案の追加提出はしない。
 議会運営委員会ではこのほか、リニア中央新幹線工事に関し「南アルプスの自然環境が損なわれることがないよう強く訴える」とする決議案について、全会派一致での可決を目指し今後調整することを確認した。

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