テーマ : 大井川とリニア

川勝知事、水や残土の懸念説明 31日、期成同盟会出席へ

 川勝平太知事は29日の定例記者会見で、リニア中央新幹線を巡って31日に都内で開かれる建設促進期成同盟会総会と、自民党の特別委員会に出席する意向を示した。南アルプストンネル工事で流出する水の戻し方や残土置き場の問題について「避けては通れない。皆様方も注意いただきたいという趣旨の話をするつもりだ」と述べた。
 建設促進期成同盟はリニアの沿線都府県で構成し、静岡県は昨年7月に10番目の自治体として加盟した。川勝知事は同8月の臨時総会に初めて参加した。
 知事は会見で「静岡県はリニア建設に一貫して賛成の立場」と改めて話し、31日の総会出席後、会長を務める大村秀章愛知県知事らとともに国土交通大臣政務官へ要望活動を行うと説明した。
 また、同日開かれる自民党の「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」から出席依頼があったとし、参加する考えを明らかにした。リニア整備に向けた各自治体の取り組みの説明が求められていて、「県の専門部会などでJR東海との対応を進めていることを説明する」と述べた。

いい茶0

大井川とリニアの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞