テーマ : 大井川とリニア

「早期全線開通が必要」 静岡県内自民国会議員、リニア試験車試乗

 自民党の静岡県内選出国会議員8人は24日、山梨県都留市のJR東海リニア中央新幹線の実験線で試験車両に乗車した。県連会長の城内実氏(衆院静岡7区)は終了後の取材に「早期全線開通が不可欠との認識を共有した。静岡工区の問題が解決できるようバックアップしていきたい」と述べた。
 静岡工区を巡っては、大井川の流量減少や南アルプスの環境への影響に関する議論が続き、着工のめどは立っていない。
 城内氏は「経済成長、防災といった観点から一日も早い活用が望まれる」と強調した。流域市町を選挙区に持つ宮沢博行氏(衆院比例東海)は「地元住民の不安はしっかり聞く。国とJR東海がどう安心をつくっていけるか、橋渡し役をしなくてはいけない」と述べた。

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