三嶋大社で千歳飴準備 子どもの健やかな成長願い袋詰め
七五三詣での本格化を前に、三島市の三嶋大社で2日、縁起物の千歳飴(ちとせあめ)の袋詰め作業が行われた。敬神婦人会の会員や巫女(みこ)、神職が紅白の棒あめを袋に入れ、子どもたちの健やかな成長を願った。
![千歳飴を袋に詰める巫女=三島市の三嶋大社](/news/images/n133/1328399/三嶋大社千歳飴.jpg)
三嶋大社では10月上旬から参拝が増え始め、10月下旬から七五三祝祭がある11月15日までがピーク。特に土日が混雑するという。例年は10~11月に約4千組が参拝するという。
10年ほど前まで1万袋を用意していたが、少子化や七五三詣での分散化もあり今年は6千袋を用意した。権禰宜(ごんねぎ)の池田幸司さん(37)は「神社に親しみを持ち、健やかに成長してほしい」との思いを込めて準備に励んだ。
七五三祈祷(きとう)の初穂料は1人5千円以上。千歳飴は祈祷者以外でも1袋300円で配られる。