はんだ使って電子こま製作 函南の特支伊豆田方分校 エンジニアらが出張教室
三島市中の電子機器設計製造「伊豆技研工業」は26日、函南町の県立沼津特別支援学校伊豆田方分校で、はんだ付け出張教室を開いた。高等部2年生13人が電子こまを製作し、ものづくりの楽しさを味わった。
![はんだ付けに挑戦する生徒たち=函南町の沼津特別支援学校伊豆田方分校](/news/images/n133/1325447/IP230926TAN900058000_O.jpg)
エンジニアら社員4人が訪れ、はんだの使い方を伝えた。生徒は真剣な表情で、丸形の基盤に発光ダイオード(LED)やトランジスタなどを付け、回すとLEDが点滅し音楽が流れるこまを仕上げた。
同校が卒業後の就職先の開拓や生徒の職業に対する理解を促すために同社に職場実習を依頼。同社が実習の受け入れや採用を視野に入れ、出張教室を提案して初めて開催した。