テーマ : 医療・健康

高血圧対策 JR静岡駅で呼びかけ 社会健康医学大学院大と静岡県

 静岡社会健康医学大学院大(静岡市葵区)と県はこのほど、高血圧対策イベント「ウデをまくろう、シズオカ!」をJR静岡駅構内で開いた。脳血管疾患による死亡率の高さが本県の健康課題になっているとして、日常的な血圧測定や食塩摂取量を減らすことなどを呼びかけた。

血圧を測定する駅利用者ら=JR静岡駅構内
血圧を測定する駅利用者ら=JR静岡駅構内

 ブース内に血圧計を4台用意し、駅利用者らが血圧を測った。参加者には血圧を予想してもらい、実際の数値と近かった人にドレッシングや減塩食品をプレゼントした。
 必要に応じて保健師による指導を行ったほか、家庭での血圧の測り方を紹介するパネルを展示した。朝晩の測定結果を記録できる血圧手帳も配った。
 イベントの測定データは今後の高血圧対策に役立てる。同大学院大の田原康玄研究科長は「血圧は毎日変わる。普段からどのぐらい変動するか知っておくことは重要だ」と話した。

いい茶0

医療・健康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞