テーマ : 医療・健康

浜松医大、中学生が取材 医療現場を理解 「記事」執筆へ

 浜松医科大と静岡新聞社は2日、同大で働く医師らを取材して記事を執筆する中学生向けワークショップ「職業図鑑ワークショップ 浜松医大をバズらせろ!!」(全4回)の初回を浜松市中央区の同大で開いた。浜松、磐田両市の生徒6人が参加し、同大のキャンパスを歩きながら医療現場の基礎知識を学んだ。

キャンパスツアーで医療現場の基礎知識を学ぶ生徒=浜松市中央区の浜松医科大
キャンパスツアーで医療現場の基礎知識を学ぶ生徒=浜松市中央区の浜松医科大


 同大の次世代創造医工情報教育センターの教員らが講師を務めた。生徒は自己紹介をした後、教育や研究など同大の取り組みに理解を深めたり、キャンパスツアーで学生生活をのぞき見したりした。
 ツアーでは学生が講義を受ける講義実習棟や猿、ネズミなど動物を扱う動物実験棟を訪れた。実際に白衣に着替え、担当者からモニターを使った動物のMRI画像の解説を受け、「CTやMRIなど機械を使い分けて、病気をチェックしている」などの説明に耳を傾けた。
 浜松日体中3年の飯尾碧希さん(15)は「CTとMRIの違いについて理解できて勉強になった」と話した。
 次回以降は新聞紙面製作に向けて取材方法を学んだり、記事執筆に取り組んだりする。
 (浜松総局・小林千菜美)

いい茶0

医療・健康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞